育毛剤の配合成分一覧と解説

育毛剤に含まれている成分は、育毛剤によっても様々です。

成分も何種類もあり、その成分を配合することで、「髪に良い効果を与える」という考えは同じなのですが、血行を良くする、タンパク質を分解する、抗アレルギー、自然から得た成分など様々な考えで育毛剤は作られています。

薄毛の原因も様々で、育毛剤もその頭皮の状態に合った成分配合をメーカーは考え、開発しています。

それによって新しい成分も出てきていますが、ここでは一般的に育毛剤によく配合されている成分をご紹介します。(順不同)


センブリエキス系

「センブリ」とは、古くから胃薬として使用されている漢方薬の一種です。何故、胃薬が育毛剤に応用されたのか?それは、胃と皮膚の関係が無関係ではないと言うことです。毛髪は生活習慣によっても左右されます。内臓脂肪率が高い人、肥満な人は内臓を圧迫して血行が悪くなり、内臓の調子が悪くなることがあります。それと同じ考えで、胃の血行が良くなれば皮膚の血行も良くなる。その考えが「センブリ」を育毛剤に応用したのです。


ニンニクエキス系

「ニンニクエキス」は細胞分裂を活発化させる効果があり、「センブリエキス」同様に血行を良くする働きがあります。育毛剤として使用すれば、頭皮の毛細細胞を刺激して、毛母細胞に豊富なエネルギーを与える効果が期待できます。


塩化カルプロニウム系

「塩化カルプロニウム」またの名を「MTB」とも呼ばれています。その効果は「センブリエキス」と同様で血行を良くする働きがあり、「塩化カルプロニウム」のほうが「センブリエキス」より作用が非常に強いのが特徴です。また円形脱毛症の治療薬に使用されており、若ハゲの発毛、育毛にかなりの効果が期待できる。


ペンタデカン酸グリセリド系

「ペンタデカン酸グリセリド」またの名を「PDG」と呼ばれていますが、その効果は「休止期の毛乳頭にエネルギーを与える」というものです。効果の説明が少しわかりづらいと思うので、説明すると、「休止期」というのは、髪が抜けて毛の生産が止まり休憩する時期のこと。


ヒノキチオール

「ヒノキチオール」は名前の通り、檜(ひのき)から抽出しています。殺菌、抗炎症、細胞活性の効果があります。ちなみに、檜から抽出して育毛剤にしようとしたのか?それは、檜を伐採する樵(きこり)にハゲがいないという事実を知り育毛剤に応用された。檜は殺菌作用を持つとされ、作られた家屋はなかなか腐敗しない。育毛剤も薬もそうですが、自然から学んで作られていることを改めて実感します。


パントテン酸系

「パントテン酸」とはビタミンB複合体の一種で、人体にこの成分が不足すると、神経障害、副腎機能低下、さらに毛髪障害を引き起こします。「パントテン酸」が配合されている育毛剤の効果は、毛髪の生成、発毛の促進、かゆみ、脱毛の防止などの効果があります。


ミニササニシキエキス系

「ミニササニシキ」はササニシキの3分の1ぐらいの高さまで伸びるが、根毛は繁殖力に富んでいて、プラスチックの鉢に入れ成長していくと、鉢はその根て満たされていきます。ミニササニシキの根には、アミノ酸、ビタミン、糖類などがあり、保湿剤を抽出することができ、その抽出されたものが、「ミニササニシキエキス」ということです。要は保湿性を高める効果があるということです。


プラセンターエキス系

胎盤から抽出された、別名、胎盤エキスと呼ばれている。中国三千年でお馴染みの中国では千年前から、人胎盤の乾燥粉末が、頭痛、不眠に対して用いられ、また催乳、不妊治療には500年前から、使用されている。効果は低下した皮膚組織細胞を賦活(ふかつ)させ、皮膚の老化を防ぎ、また汗腺や皮脂腺の機能を整える。


セファランチン系

大ツヅラフジから抽出した成分で、昔、結核の治療薬として用いられていたが、副作用として頭髪が濃くなった人がたくさん出たことから、逆利用して古くから脱毛症の内服剤として用いられ、今では育毛剤にも使われている。


ショウチョウチンキ系

ショウガの根っ子の部分を、エタノールで浸出したもの。効果は、頭皮の血行促進、かゆみ止めと毛根刺激の効果があります。


トウガラシチンキ系

トウガラシの成分であるcapsaicinをエタノールで浸出。毛根刺激とかゆみ止めの効果。


ビタミンE系

毛乳頭の毛細血管を拡張、血行を促進し、発毛を促すことを目的とする。


エタノール

一般的育毛剤の基剤として使用されている。つまり、各種ビタミン剤、ホルモン剤、血管拡張剤などを、エタノール液に溶解して、育毛剤を作るのである。通常、水分30~40%のものが使用されているが、60~70%のエタノールは殺菌作用がもっとも強く、頭皮に適度の刺激を与える。さらに、揮散性が強く、後がさっぱりとした清涼感を感じるのも特徴です。


サリチル酸

タコやウオノメを治療するさいに使用される「スピール膏」は、サリチル酸5~10%含有のバンソウコウである。このことからもわかるように、角質化した皮膚を溶解する働きがある。フケとり、かゆみ止めに効果的で、「ヘアートニック」などにも使われている。


メントール

独特の香りを持ち、清涼感を与える。また、皮膚をかるく麻酔し、かゆみを防止する作用もある。


グリチルレチン酸

甘草根(かんぞうこん)より抽出される結晶性粉末で、古くから薬用として知られている。抗炎症、抗アレルギー、殺菌発育阻止作用。※甘草根→まめ科の多年草の根。


レゾルシン

殺菌剤の一種。フケとり、かゆみ止めに効果的。「ヘアートニック」にも使用される。


イソプロピルメチルフェノール

「レゾルシン」と同様殺菌剤の一種。外皮や粘膜から吸収されやすいので、医薬品外品に広く応用されている。


感光色素

細胞の活性化をはかり、発毛促進効果がある。


ローズマリー

シソ科・万年ロウからの抽出液。血行促進作用があり、香りもいい。


グリセリン

保湿剤。製品の硬さや粘度を、長時間一定に保つのに効果あり。


塩酸キニーネ

キナ皮に含まれる化合物の誘導体。


ビタミンB

「ビタミンB」が不足すると皮膚炎を表す。育毛剤の配合成分として幅広く使用されている。


アミノ酸

タンパク質の分解によって得られ、頭髪の毛根部等の活性作用が知られている。


ハイドロコルチゾン

細胞組織活性に不可欠な副腎皮質ホルモンの一種。


最終更新日:2017年1月17日